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結論:図面・製造管理まで考えるなら、基本は別部品化がおすすめ
Creoのフレキシブル機能は、同じ部品を条件違いで使える便利な機能です。
しかし、
- 寸法が変わる
- 加工内容が変わる
- 部品番号を分けたい
- 個別図面が必要
このような場合は、フレキシブルで管理するより別部品として作成するほうが安全です。
フレキシブルは「状態違いの表現」には強いですが、「別仕様の部品管理」には向いていません。
フレキシブル配置とは?
フレキシブル配置とは、
👉 1つの部品やアセンブリを、配置ごとに条件変更できる機能
です。
例えば:
- 長さ違い
- 角度違い
- 穴位置変更
- 組付け状態の変更
などを同じモデル内で表現できます。
設計検討や動作確認では非常に便利です。
フレキシブルが向いているケース
以下のような場合はフレキシブルが有効です。
✔ 開閉状態を表現したい
✔ スライド位置を変えたい
✔ 可動部品の動作確認をしたい
✔ アニメーションを作成したい
つまり、
「同じ部品だけど状態が違う」
という用途です。
問題になるのは図面化したとき
フレキシブル配置は、モデル上では便利ですが、図面では注意が必要です。
例えば:
標準状態
長さ50mm
変更状態
長さ60mm
の場合、
同じ部品番号なのに寸法が違う状態になります。
製造側では、
「どちらで加工するのか?」
が分かりにくくなります。
別部品化したほうがよいケース
以下の場合は別部品がおすすめです。
① 寸法が変わる
例:
部品A
L=50
部品B
L=60
加工する寸法が違うなら、別部品として管理します。
② 図面を分けたい
部品ごとに、
- 図面番号
- 改訂番号
- 検査基準
を管理する場合は別部品が適しています。
③ BOM管理が必要
組立図で、
部品A
部品B
として数量管理したい場合、同一部品番号では混乱します。
Creoで別部品を作る方法
完全に作り直す必要はありません。
Creoでは、
- コピー形状
- 継承フィーチャ
- 共通フィーチャ
などを使うことで、
基本形状を共有しながら別部品管理
ができます。
フレキシブルと別部品の使い分け
| 目的 | おすすめ |
|---|---|
| 動作状態を変える | フレキシブル |
| 位置確認 | フレキシブル |
| 寸法違いを製造する | 別部品 |
| 図面を分ける | 別部品 |
| 品番管理する | 別部品 |
まとめ
Creoのフレキシブル機能は、状態管理には非常に便利です。
しかし、
👉 製造する部品が変わるなら別部品化
が基本です。
「動きを管理する」のか、
「部品を管理する」のか。
目的によってフレキシブルと別部品を使い分けることで、後工程で困らない3Dモデルになります。
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